母であること。

子どもが事件に巻き込まれたら…と思うと不安で仕方ありません。

 

…が、子ども加害者になったら…と、皆さんは考えた事がありますか?

 

連日報道されていた、千葉の殺人事件の容疑者の身柄が確保されたようですが、ちょうど今日のお昼のニュースで、彼のお母さんが、逃亡する息子に向って語りかけるのを耳にしました。

 

大阪の建設会社で住み込みで働いていた時、仕事に対してメモをとりながら熱心に取り組んでいた様子を記者に教えられ、彼の母は「不謹慎だけど、そんな様子を聞いて、あなたらしいと思ってしまいました…。(中略)どうか警察に出頭してすべてを話してほしい…」と、涙ながらに息子に訴えていました。

 

私も息子をもつ母。

 

容疑者の母の声を聞くと、非常に胸に迫るものがあり、思わず涙してしまいました。

 

彼が犯してしまった行為は、決して許される事ではありません。被害者の母の立場に立ったら、それは許す許さないの問題ではないことはよくわかります。

 

でも、加害者の母も、また、母なんです…ね。

 

ミスチルの曲に「タダダキアッテ」(タガタメ)という曲があります。

これは、佐世保で起きた小学生の事件に触発されて書かれた曲だという事を、何かの機会のときに知りました。

 

『子どもらを被害者に 加害者にもせず

この街で暮らすため まず何をすべきだろう?

でももしも加害者に被害者になったとき

かろうじて出来ることは

相変わらず 性懲りもなく

愛すこと以外にない

ただただ抱き合って

肩叩き抱き合って

ただただただ

ただただただ

ただ抱き合っていこう』

 

犯罪を犯しそれから逃れようとする息子と知りながらも、その呼びかける言葉には、愛情が溢れていました。

 

そのニュースを見ながら、できれば、この母の呼びかけを聞いて出頭してくれたらいいのに…と思っていましたが、残念ながらそんな結末ではなかったようですね。

 

でも、被害者のご両親は、それで悲しみが薄れることはないでしょうが、きっと安堵されているでしょうし、容疑者本人、そして彼のご両親も安堵されていると、そうであってほしいと願っています。

 

親になって、母になって思うこと。

それは、子どもがどんな立場に置かれようが、子を思う気持ちは、揺るぎのない愛情で埋め尽くされているんです…。

 

最後になりましたが、改めて、被害者の方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

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このページは、うちだが2009年11月10日 21:00に書いたブログ記事です。

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