物づくり日本

ここでもご報告したように、5月の下旬に、日経ビジネスオンラインのセミナーにパネリストとして登壇させて頂きました。

その時ご一緒したのが、アルバックの中村久三会長。

その会長と控え室でお話しさせて頂いた時の事がすごく印象的で、ずっと心に引っかかっていて、経済の事や環境の事や日本の事など、いろんな事を考える材料になっています。

この経済不況下、半導体業界の受注率は対前年比マイナス93%にまで落ち込んでいるそうです。
マイナスよ!マイナス。
つまり、対前年度比7%しか注文がきてないって事です。

このままの状況が続けば、体力のない企業は淘汰されていくだろうな…っておっしゃってました。
でもね、そのあとの言葉がすごく印象的でした。

「こんなに受注率落ちていて業界は悲鳴をあげてるのに、世の中を見渡しても、誰も困っている人がいないんだよね。そうだろう?そんな事を思ったら、私達の物づくりは嘘だったって事が証明されたんだよ」

物づくりを誇る日本は、大量生産、大量消費に価値を見出し、今まで突っ走ってきたのだと思います。
でも、今回の経済危機で、そんな価値観は吹っ飛んだのだと思います。生産する側も消費する側も、ね。

中村会長と出逢えた御礼を伝えたたくて、長崎に戻ってきて、しばらくしてからメールを送ったら、こんなお返事が返ってきました。

『子育て支援タクシーの構想には非常に感動しました。今後の日本の経済は内需拡大がキーワードですが、このような構想力が必要であると痛感しました。
日本は物づくりの国だから一生懸命生産をすれば良いというのは、実は嘘であったということが今回の不況で証明されてしまいました。人間にとって本当に必要な物づくりやサービスはどのようなものなのかというような根源的な掘下げをしないとその企業の存続さえ危ぶまれるということになりました。その点内田さんの事業は非常に将来性があります』

子育てタクシー事業の事を褒めて頂いたのは、とても嬉しいのですが、それよりも、もっと本質的な事を深く深く考えなければいけないなーと、このメールを頂いて、そう思った私です。

何が正解なのか、どこが到達点なのか、たぶん、みんながまだ手探り状態。

頑張ろうという人たちの気持ちをへし折らない日本、頑張ろうという人たちが笑顔になれる日本。
理想だけを追い求めず、現実をちゃんと見据えながら、そんな事を考えていかなければいけないなーと、ここ最近そんな事を考えています。

 

 

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コメント(6)

こんばんは^^
本当に深刻です。
うちは様々なモノの金属部品を作る工場ですが、半導体関連のお客様からの受注は2月以降ほぼゼロです。自動車関連のお客様でさえ一気に3分の1に激減しました。(自動車の方は今月に入ってほぼ7割がた復活していますが)
毎週金曜日は一時帰休の会社で、ひとり電話番をしながら、本当に私たちのやって来た事は何だったのかとつくづく考えています。世の中から必要とされて頑張って来たはずじゃなかったのかなぁ・・・って。散々考えたあげくにひとつ気づいた事は、世の中から本当に必要とされるには、今の自分たちは世の中を知らなさ過ぎるのではないかという事でした。まず、本当に必要なモノづくりを考える為の材料すら持っていないんですね。今年は、勉強の年にしようと話し合っています。介護の現場や農業の現場などにも足を運ぶつもりです。
今日の飯のタネにも、事欠いている状況ですが^^;なんとか皆で頑張っていこうと模索中です。

くまさん、こんばんは。
この問題、考えれば考えるほど、行き着く先が、実は見えないでいます。
今年は、勉強の年にするっていう、くまさんのその姿勢に大賛成です!
でもねー、勉強してる間にも、中小企業の体力は奪われていくんですよね。何としても、踏ん張らなきゃと思っています。

タクシーママ&くまさん。バイカー修です。
今回のこの記事のアルバックの社長さんのコメントは大変興味深く読みました。
たしかに僕の知っている半導体の工場も、マイナス97%!!です。たった3%の稼動です。
そういう意味でパラダイムの変化がおきているんですね。
ご報告・・・、P4Uスギヤマさんから、なんとサザビーの僕専用のオーダー鞄をいただいてしまいました!!
あまりの豪華さに失神しそうです。
どうしよう・・・、恐れおおくて使えないかも。

バイカー修さん、こんばんは。
そうですねー、私たちは今まさにパラダイムチェンジを目の当たりにしているのかもしれません。
それを他人事とせず、自分の中でどのように捉えていくのか…それが大事なんだと思います。


鞄、見たいですー。すごいなー。
P4Uさんの気持ちがたくさん詰まった、素敵な鞄なんでしょうね。なんだか、私もすごく嬉しいです。

うちだ?さん
こんな厳しい世の中でも、しっかり利益を出している、ファーストリテイリングや九州教具は、社長の理念が素晴らしいですよね。
先ほど、勤め先に神の声、、ではなく、修サマからお礼の電話を頂け、卒倒してしまいました。
何だか迷惑なことをしてしまったのかも、、なんて思っています。
でも、社長のバッグシリーズ、第2弾はうちださんですよ!
覚悟しておいてくださいよ (^ε^)♪

P4Uさん、こんにちは。
社長の理念がしっかりしている、しっかり利益出してる企業になりたい…です。
まだまだ、そこへ到達するまでの道のりは遠そうです。


バイカー修さんに会う機会があったら、鞄を見せて頂こうと思って、楽しみにしています。とっても喜んでいらっしゃいましたよ!


第2弾が私なんて、恐れおおい…。田舎のちっちゃいタクシー会社のおばさん社長です。
天海祐希みたいなパリッとした女性を目指してるんですが、やっぱり現実は厳しいですー(T_T)

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全国子育てタクシー協会 観光と子育てタクシーを推進する長崎・諫早市の湯江タクシー

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このページは、うちだが2009年6月 8日 15:02に書いたブログ記事です。

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