なりたい職業

昨日、地元のテレビ局が、長崎の警察学校の卒業式の模様を伝えているニュースを見て、ふと、「なりたい職業」について考えました。

たまたまその日は、新聞の「ひと」欄に掲載されていた、トヨタ自動車の社長に就任する豊田彰男さんの子どもの頃の夢が、「タクシーの運転手」と書いてあったのが妙に印象に残っていて、何だか何度もそれを思い出していたのと、その日の夕方のニュースで好感度抜群の青年たちが、警察官としての夢を語っていたのが重なったので。

実は、つい最近、警察を退職された方から、こんな話を聞きました。
「いま、警察官を志す若者が非常に減ってきている。でもね、それは今の警察官たちが子どもたちに希望や夢を与えないからではないか」と。

こんなエピソードも披露してくれました。
「大事にしていた自転車を盗まれた少年が、被害届を出していた。登録をしていた自転車だったため、すぐに見つかり、若い警察官が連絡をしていた。「見つかったので、取りに来て下さい」と。私はね、思うんですよ。取りに来て下さいではなく、持っていってあげたらその少年は喜ぶんじゃないかと。だって、大事にしていた自転車を見つけて届けてくれるおまわりさんは、その子にとって正義の味方でしょう?まさにヒーローになるんですよ」

はいはい、よくわかります。きっと警察関係の方がお読みになったら、「他にやることが山のようにあるんだ。いちいち、盗まれて発見された自転車なんか届けていられない!」ってね。

でも、本当にそうなのかなーって思います。警察を退職された方が話された価値観は、これからの時代にとって必要なことではないかと。これは何も警察官だけに限ったことではないんです。
心をつないでいく事が、これからのすべての「仕事」には必要ではないのかと。

世間では多くの人が雇用を切られ職を求めているというのに、タクシーの乗務員募集をしても応募してくる人はあまりいません。
そう、もちろん、そんな業界にした私達にも責任はあると思いますが、働く側の人の「仕事」への意識も価値観も大きく変わったのだと思います。
でも、そこも再び変えていかなければ、ダメなんだと思います。

私の会社では、忘れものをされたお客様、特にお子様やご高齢の方の忘れものは、手の空いた者が届けるようにしています。もちろん私もその要員の一人です。多分こんな事は、もう珍しいことではないと思いますが^^;

「タクシーの運転手さん」が、心をつなぐ職業になるよう、いつの日か「子どもが将来なりたい職業ベストテン!」に入れるよう、私達は頑張りたいと思っています。

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コメント(8)

こんばんは♪
パソコンに向かう時間帯が同じようですね(笑)


子育てタクシーに乗っている子ども達の中から
「将来、子育てタクシーの運転手になりたい」と
思ってもらえると嬉しいですよね。
(あると思います!)


今のところ、娘に
「お母さんみたいには働きたくない」
と言われている私は、
子どもに夢や希望を与えてないんでしょうね(苦笑)


「心をつなぐ職業」って素敵な表現ですね。
私の職業こそ、そんな職業であらねば!!!


こんばんは、美詠さん。飲みの予定を全然立てられず、ゴメンナサイ(T_T)。必ず、近いうちに連絡しますので、しばしお待ちを!


「心をつなぐ仕事」は、いつか必ず、自分にとって「誇りの持てる職業」に変わっていくと思います。
タクシーの運転手さん、特に子育てタクシーの運転手さんは、その要素をたくさん持っている職業だと思ってるんですよー。


我が家の娘は、美詠さんの所の娘さんと全く逆です。
「家にいるお母さんより、スーツを着て出て行くお母さんの姿が好き」って言われます。
いかに私が、母として、家でぐうたらしているかわかるでしょう?(笑)


忙しそうですね?(なんだか、この言葉が枕詞になりつつある?)このブログを読んだ後、お気に入りのHPを覗いたら、一発目にこの内容があったので。「人間は義務でやらなくてもいいことが、どれだけできるかということが人格に比例していると思います」(著『凡事徹底』鍵山秀三郎名言集)この文章がつながってるような気がしました。仕事も、毎日の日常も・・・。大人たちが忙しい事にかまけて、自分の事ばっかり、権利ばっかり、愚痴ばっかり、だと子供も夢を持てないし、この言葉の中の人格も育たないのかな?。大人の一人として、子供たちに夢を与えていけるような、余裕(あっても、なくても)かまして、楽しんで生きてる大人になりたいね・・・(トホホ)

kyokoちゃん、こんにちは。
「義務でやらなくてもいいことをやる」ってのは、人間の根っこの部分を深く掘り下げるってことかなーって、自分なりに考えてみました。表からは見えないけど、自分の中で深く根を張ることによって、少々の事ではビクともしない強い木になれるのかな…と。
kyokoちゃんが言うように、余裕かまして楽しんで生きている、子どもたちに夢を与えていけるような大人になりたいねー。

バイカー修です。
僕も子どものころタクシーの運転手さんに憧れてました!
なんせビンボーだったから「自動車に乗る」なんて夢のようでした。でも、夢の順位でいうと2番めだったんです。
1番めはね、パイロット!
それも旅客機のパイロットじゃないよ。
「ゼロ戦」に乗ってアメリカと戦う!って思ってました。
(おいおいいつの時代だよ・・)
もの心ついたら、「ゼロ戦」は無くなっているし、アメリカにはとっくのムカシに負けちゃったらしい・・と。
悲しかったねえ。
その「ゼロ戦」に乗れないくやしさからヒコーキに操縦が似ているバイクにいったんだろうな?。
こんなオトコの夢なんか、女性にはわかんないだろうな?。

バイカー修さん、こんにちは。
「ゼロ戦」ですか…(^_^;)。発想がすごいなぁー。その辺がきっと、オトコの子なんでしょうね。
私の小学生の頃の「なりたい職業」は、検事。どんな理由でなりたかったのかすら憶えていませんが。
今はこんなだけど、結構、堅い職業が好きなのかもしれません(笑)。

何から書けばいいのか、うまく伝えられるかもわかりませんが‥
警察関係(家族)のものからの発信です。
『他にやる事が山積みだから』自転車を届ける事ができないのではなく、それは警察がサービス業ではないからです。
気持ちの上では届けてあげたいしそれでヒーローになれるのなら簡単なこと。でも例え届けてあげることが可能な状況にあるからと届けてしまうと、次はどうなるでしょう?
人間は勝手だから、状況が違っても同じサービスを求めるでしょう?警察は異動もあれば交代もあります。だからこそ、とりあえず治安維持に遠いと思われる事柄については組織の中で決められた以上のサービスはやれないのです。
湯江タクシーのような個人のサービス業とは違って、警察は個人の判断で勝手なことはできないのです。全ての人にできる限りの公平を保つ為にも。
話に出てこられた警察官の方も、退職された今だから口に出せる『理想論』だと思います。でも『元警察官』の話として書かれてしまうことで、誤解を受けると、今、現場で休日もあるかないかという中で頑張ってる現役警察官が気の毒です。
そして
いまの若者が何を基準になりたい職業を口にするか知ってますか?
『友達と遊べるように土日、お盆・年末年始休める』
『定時で帰れる、もちろん夜中出などない』
『汚いものをなるべく触らない・見ないですむ』
『何かあった時、訴えられるような事が少ない』などなど呆れるくらい勝手?な言葉を口にしますよ。
もちろん世の中の若者すべてとは言いません。
ただ、警察官を目指す若者が減っている原因は、今の警察官が夢や希望を与えきれないからうんぬんではないと言いたかった。
何かあるとすぐバッシング‥‥そんな今の世の中を作った大人にすべての責任があると思いませんか?
そしてこのままだと、警察官もタクシーの運転手さんもなりたい職業としては人気がないままです。


1月27日のこの、警察に関する15行の話題は、あとに続く
湯江タクシーの『落し物をお客様にお届けするサービス』
を美しく紹介する為だけにあるように感じられとてもとても残念でした。
あなただって元警察官の娘なのに‥‥


コメントありがとうございます。
私の配慮が足りず、匿名さんの気分を害してしまったこと、お詫び申し上げます。
決して、警察官の方々を否定するために書いたわけではないのですが、私の表現力不足で、匿名さんを傷付けてしまったこと、本当に申し訳なく思っています。
ただ、弊社の忘れものサービスを美化するためにこのエピソードを書いたわけでも、警察の方々を否定しようと思ってこのブログを書いたわけでもないことを、信じて頂けたら幸いです。
本当に申し訳ありませんでした。

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全国子育てタクシー協会 観光と子育てタクシーを推進する長崎・諫早市の湯江タクシー

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このページは、うちだが2009年1月27日 22:27に書いたブログ記事です。

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