今日の西日本新聞の子育てに関するコラムを読み、驚かされました。
ここ数年、東京都心部では高所得者層の共働きの家庭の間で外国人シッターの雇用が広がりつつあるという内容。
平均時給千五百円程度でフィリピン人シッターが子どもの面倒を1日中見てくれるという。大使館が集まる東京・広尾の児童館や公園では、外国人の子どもに混じって日本人の子どもを見守るアジア系シッターは珍しくない風景だそうです。
アジア系の女性がシッターとして働ける仕組みは、コラムによると次のようになっているらしい。
『現行の入管法はベビーシッターとしての就労ビザ取得を認めておらず、資格外就労という疑問もわく。だが、外交官や弁護士など専門職の人が海外からシッターを連れてくるなどの場合、彼らがスポンサーと呼ばれる身元引受人になり、特定活動ビザを取得できる。スポンサーの下での就労に限定されないため、外国人シッターならば資格外就労というわけではない。
そんなシッター情報が都心部の共働き家庭に口コミで広まり、一方で働き口の情報がスポンサーを持つ外国人シッターから外国人女性に広まっているようだ』
ここまで読んでも、日本の子育て家庭と働きたい外国人の利害が一致するからいいじゃないかと思うのですが、外国人シッターのほとんどが母国に子どもを残し、日本へ出稼ぎにきている状況をどう捉えるか…。
コラムの最後はこんな言葉で締めくくってありました。
「欧米のように日本もまた、経済格差を背景とする国際的な矛盾の連鎖に足を踏み入れようとしているのだろうか」
子育ての現場で、国境を越えた矛盾の連鎖が始まろうとしている事に衝撃を受けました。何が日本の子育ての現場で起きようとしているのか、何が問題でこのような国際的な矛盾の連鎖を起こすのか、きちんと整理していかなければいけないような気がします。
世界の価値観が生み出した経済格差が、今、日本の子育て現場にも影となり、忍び寄ってきているのですね…。
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