会社でお昼を食べる時は、近くのお弁当屋さんに買いに行きます。そのお弁当屋さんのレジを担当している方は、以前うちの会社で定年までドライバーとして働いて頂いたMさんの奥様。なので、行くと、いつも「お疲れさまでーす」と大きな声で挨拶してくれます。
今日のお弁当屋さんは、終業式ということもあってか、子ども連れがチラホラ。
その中の1組の親子が目を惹きました。幼稚園の制服を着た男の子は、スッキリ気持ちいいくらいの坊主頭。我が家の息子も、青々した坊主頭なので、なんだか親近感を覚えて…(^?^)
夏休みの話をしていたのか、しばらくすると男の子が「DSが欲しい!」と言い出したものの、お母さんは「そうねー、欲しいねー」と軽くかわす態度。お母さんの心の内を見抜いたかのように、男の子は、ますます意固地になって「DS買ってー」と店中響き渡るような大声。
お母さんは「ハイハイハイ」と言いながらも困った様子。ちょうどその時、お弁当が出来上がり、救われたかのようにお母さんはレジへ。
でも、男の子もここぞとばかりに、「DS買って攻撃」をゆるめることなく、「DS買って」を連呼し始めました。
その時です。レジを担当していたMさんが「あら、久しぶりねー。何の欲しかって?DS?ゲーム?そんがんと買わんでもよかよー。ご飯をいっぱい食べんしゃい!」と。
何だかその光景が微笑ましくて、店内にいたお客さん全員が笑っていました。お母さんも助け舟を出してもらってホッとしていました。男の子はお弁当屋のおばちゃんに制止され、ちょっとふくれっ面になっていましたが(笑)。
昔はよく見られた光景です。今は地域のつながりが希薄になって、残念ながらそういった場面に遭遇する機会はずいぶん減りましたね。
地域で子育てをするっていうのは、こういうことなんだよねー。
そして、それはやっぱり、心が温かくなることなんだなーと実感した出来事でした。
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