小学校6年生の娘が「物語を書く」という宿題に困り果て、助けを求めてきました。大学で本格的に学んだ母としては、ここは腕の見せ所、とばかりに、代わりに書いてあげようかとも思ったのですが、それでは娘の宿題にはならないので、簡単なアドバイスだけしました。
最初の取っ掛かりとして、主人公は自分が想像できる人にしてみる。
題材は身近なもので。
まず、上の2つのヒントを与えると、主人公を5歳の男の子にしました。弟が5歳なので、行動が容易に想像できるという理由で。
題材に困っていたのですが、先週の土曜日、息子が保育園のお友達の家に遊びに行きたいと言っていたことを伝えると、そこから、娘の想像の旅は始まったようです。
わずか20分くらいで出来上がった物語のタイトルは「お母さんなんか大きらい!」
5歳の男の子が、お友達の家に遊びに行きたくて、それを母に伝えるけど、母は仕事で忙しいのでダメだという。男の子はそんなお母さんに「大嫌い」といって家を飛び出し、友達の家に向かう。途中いろんな人に出会って、ふれ合いながら友達の家に無事に辿り着く。そこには母がちゃんと迎えに来ていて、気持ちをわかってあげられなかったことを詫びる。最後のセリフ「お母さん大好き!」で幕が下りる。
いや〜、子どもの頭って柔らかくて、すごいですね。
大学で本格的に学んだ私より、人の心に訴えかける作品が書けるんですから^^;
この物語の中で、一番印象的だったのが、5歳の男の子が「見知らぬお姉さん」から道中声を掛けられたときのことを次のように書いてあることでした。
『でも、1人だけ違う言葉をかけてくれたお姉さんがいた。そのお姉さんは「こんにちは」と、まずあいさつをしてくれた。今までの人はあいさつをしてくれなかったからね』
これが娘の価値観なんだろうな…と思い、ちょっと嬉しかったです。
そうそう、こんな事も書いてありました。
『ぼくのお母さん、みんなからはやさしそうだねって言われるけど、実はそうじゃないんだよね…』
これは娘の想像の旅の中の感想であって、決して現実のことではないと、私は思ってるのですが(笑)。
とにかく、娘のショートストーリーに心癒された母でした。
次は「子育てタクシー」が登場するお話を頼んでみようかなぁ〜。
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