活性化って何だ?

行政などが主催する「○○委員会」等の委員会メンバーに、必ず女性を入れる事が決まっているらしく、最近よくメンバーとしてお声をかけて頂くことが多くなりました。
昨年末より立ち上がった「諫早市中心市街地活性化協議会」にも交通コミュニティの分野から協議会メンバーとして参加をしています。(先日、諫早市長向けに意見書を提出した記事が新聞にも掲載されていましたね)

この協議会に参加して、私自身、改めて「活性化とは、街づくりとは…」ということを考えています。
諫早市には大型商業施設がありません。(ここでいう大型商業施設とは「大きい店」ということではなく、例えばジャスコや夢彩都のような地元企業ではないお店)
皆さんはこれを「吉」ととらえますか?「凶」ととらえますか?
私は「大吉」だと思っています。

確かに今の諫早市の中心地のアーケードは、どこの地域でも抱える問題の一つと同じように、空き店舗が多いですよね。街が賑わうはずの日曜日や祭日に行っても、閑散としています。欲しい商品もなかなか手に入らない事も実状です。
行政が行ったアンケートでは、多くの世代の方が諫早に必要なものとして「大型商業施設」を望んでいるそうです。私も、子育て世代として「商品の購入利便」を考えたら、大型商業施設の誘致を望むでしょう。
…でも、果たしてそれは「街の活性化」や「暮らしやすい街づくり」につながるのでしょうか?

私が小さい頃は、「諫早のまち(アーケード)」に買い物に行くのがとても楽しみでした。歩いているだけで、そこに行くだけで、ワクワクドキドキ…。
「諫早市中心市街地活性協議会」の中で何度も発言の機会を与えて頂き、その中で私や他の女性メンバーが主張してきたことは「例えば、子ども連れでまちに遊びに行き、商店街の商店をのぞきながらぷらぷらできるまち。そこには会話がうまれ、コミュニケーションがうまれる。個人商店だからこそできるサービスとコミュニケーション。近くには公園もあり図書館もあるのだから、それらを一体の導線としてつなげたらどうだろう」ということ。
特に地方は自家用車を使う生活スタイルになってきていて、郊外型の大型商業施設が「便利」ではあります。でも、「人と人がふれあう街づくり」を目指すならば、新しい生活スタイルを提案したっていいのでは?
これから新しい一歩を踏み出そうとしている街づくりならば、諫早らしい街づくりをしなければ意味がない!と思っています。

もちろん交通コミュニティーの分野でも、「お買いもの配達サービスや付添サービス」などの新しサービスを開拓すること、それからもちろん「子育てタクシー」でも「街の活性化」や「やさしい街づくり」に貢献できると思っています。

商店街の方たちが一生懸命取り組んでいる姿もみえました。一部の人たちだけでは街づくりを考える事も、街を変える事も不可能です。ハード面ばかりを揃えるのではなく、いかにソフトを充実していくか(ネットワークを組んでいくか)、これからの大きな課題ですね。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 活性化って何だ?

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://kosodate-taxi.jp/mt2/mt-tb.cgi/817

コメント(4)

こんにちわ!町作りの話が出ていたので今回は専門的に勉強をした立場からちょっと提案です。
町の活性化をどう考えるかというのは、どの地方都市も抱えている問題だよね。で、諫早は何を活性化したいのだろう?商店街?その場合に考えて欲しいのが生活圏という概念です。生活する範囲として考えていくことが大事です。大型商業施設はあくまでも経済圏です。生活圏を忘れないで考えてね。で、タクシー会社にはきついけど、デンマークのオルフース市の開発はヒントになるかも。自転車を使用することにして、生活圏の中心をを都市内部に持ってくることで生活圏が活性化して商店街も元気になることが証明された町です。もちろん、違いがたくさんあって諫早とは同じではないけどアメリカ的な開発は長崎県諫早市のような小規模都市には向かないのでは?ヨーロッパの都市開発を調べてみてはいかがでしょ。

こんにちは、kyokoちゃん。貴重なご意見ありがとう。乗り捨てのレンタサイクルのシステムの話も、確か東京で聞いたよね。酔っ払っててよく覚えてないんだけど^^;
生活圏と経済圏、なるほどね〜。「生活圏の中心を都市内部に持ってくること」、実はこれは考えていたんだよね。地方の街づくりに活かせると思います。
これからもいいお知恵下さい。諫早はkyokoちゃんのふるさとでもあるしね。老後を過ごしたい!って思うような街づくり、頑張ります!

タクシーママ、バイカー修です。
なんと、kyokoさんとの間できわめてまじめな討論が行われている。すばらしい!では僕もひとこと。
「誰のための活性化なのか?」って大事だと思う。たとえばドイツなんかは、大型商業施設は離れた郊外のインターの近くにある。これはモータリゼーションが都市以上に普及した地方だから○。
多少遠くてもクルマがある。
でも、町の中心市街にはお年寄りもその予備軍もたくさんいる。
僕の母もそうだけど、クルマとは縁のない人たちで、母もタクシーのヘビーユーザーだ。
この人たちは「経済的消費者」としても最大値の「お客様」なのにないがしろにされている。ここにヒント大ありだと思うんだ。
この人たちの活性化は誰がするんだろう?

こんばんは、バイカー修さん。いろいろなヒントをありがとうございます。
公共交通機関に携わる私の立場からは、いかに交通弱者の方の手となり足となっていくか…。それはバイカー修さんと以前議論した「ホスピタリティ」が、これからのキーワードになっていくと思います。
「まちづくり」は本当に難しい…。たくさん人の思いが入り交じるから。でも、恐れず発言していこうと思ってます…って、結構恐い物知らずでしょ?

コメントする

2011年8月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
全国子育てタクシー協会 観光と子育てタクシーを推進する長崎・諫早市の湯江タクシー

このブログ記事について

このページは、うちだが2008年2月18日 09:32に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ここは雪国、山口県。」です。

次のブログ記事は「大好きなひと」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ