□うちだの徒然草: 2008年6月アーカイブ

しばらく放っておいても何しても、縁の切れない友人っていますよね。無精の私には、有り難いことにそんな友人が何人もいます。

今日も久しぶりに大学時代に知り合った友から、携帯にメールが届きました。

「元気かなー? 今、仮住まいで六本木ヒルズに住んでいます」とのこと。

六本木ヒルズって名前の諫早のアパート…ではなく、正真正銘の「あの六本木ヒルズ」です!

そう、彼女は、きっと世間一般で言われているようなセレブ族です。

だって、東京出張の折、一緒に行ったペニンシュラホテルのランチの精算でも、アメックスのブラックカードをスッと差し出すんですから^^;。

でもね、彼女のそんな行動も生活スタイルも、私、全然嫌じゃないんですよ。

どうしてかって? 

普通の生活レベルの私と、彼女が、何故今もかけがえのない親友として付き合っていけるかって?

 

それは、所有する心の温度が一緒だから。

 

私が大学生の時、住んでいたアパートが火事になった話は、以前のブログにも載せていますが、その時、彼女は私の手を引いて、下着を買いに連れて行ってくれました。あの時は「何で下着なんだろう?」って思っていたのですが、何よりあの状況で必要になったのはまさしく下着でした。もちろんその当時、彼女はセレブでもなんでもなく、OLさんでしたが。

 

彼女はお洒落な雑誌に登場することも。生活スタイル拝見!みたいな特集記事で住まいを紹介されることも多数。「ミニマムな生活スタイルを提案!」みたいなタイトルが出ても、必ずその後電話をかけてきて「ミニマムって何よ?」と私に屈託なく問いかけてきたりして…。

結局、彼女が身にまとっている環境は、外見的なもので、本当に大切なのは心でしょう?

 

この前、ペニンシュラホテルでランチを取りながら、彼女とおしゃべりしたこと。

それは、彼女が彼女の環境だから、悩んでいることがたくさんあるという事。金銭だけでは解決できないことがたくさんあるという事。

初めて東京に出てくる時、夜行列車で何時間もかけて出てきて、友達の部屋に転がり込んだ話などを聞くと、今、お互いが過ごしている環境は雲泥の差だけど、人間として感じる喜怒哀楽は1つとしてブレていないってこと。

そして印象的だったのが子育てのこと。

彼女は子育て中なんですが、それもそこに行き着くまでは、多くの問題を抱えていて、きっと、今でも彼女の心の中には深い傷が残っていると思います。

 

「子育てタクシー」の話をする時、セレブ家庭に向けての事業ではないよね、といつも中橋事務局長と話していたのですが、地方では計り知ることのできない悩みを、いわゆるセレブの方達も抱えていて、その解決の糸口に「子育てタクシー」が成りえるとしたら、それはそれでいいんじゃないかと…そう思いました。

「子育てタクシー」を利用してくださっている、又は利用しようとしている子育て家庭の方々の気持ちや状況や悩みをいつも思い浮かべるようにしています。

 

なぜなら、クシー事業者の一方的なサービスにならないようにしたいから。

利用者の目線に立ったサービスであり続けたいから…です。

 

彼女が六本木ヒルズに仮住まいしてる間に遊びに行く約束をしたので、見学してこようと思っています。

ダメ? ちょっとミーハーかな?(この表現が古い?)

このところ自分の会社の仕事に手をつけられず、気になっている項目も何ヵ所かあるのに、遠くからチラチラ眺めるだけ。

ようやく「子育てタクシー協会」の事が、一段落着きそうなので(…いや、つかないんだけど…)、明日は気になってた箇所にメスを入れてみようかしらん♪と思っています。

社員さんたちの理解があってこそできる「全国子育てタクシー協会の会長職」。でも、私の本業は、やっぱり、湯江タクシーの社長なんです。

愛すべき社員さんとその家族の笑顔を守るためにも、頑張らなければ、と思っています。

 

このところ、私自身を取り上げてくださるテレビ番組や新聞の取材があり、いろんな質問を投げかけられます。(この件は、また詳しく書きますが…)結構、ハッとするような質問もあり、自分を見つめなおすいい機会でした。

 

時々、背中に背負った荷物の大きさに押しつぶされそうになり、「もうダメだー」って倒れそうになると、脇から支えてくれるのは社員さんだったり、子育てタクシー協会の仲間だったり…。

今日も「愛しの輝美様…貴方の恵美子より」なんて手紙とともに、素敵なスカーフの贈物が届きました。(写真をアップしようと思っていたんだけど、まだ更新作業に慣れないもんだから…すみません^^;)

イベント成功!に浮かれる暇もないくらい、次から次へ仕事をこなしていかなくてはなりませんが、協会長の仕事も、そして何より本業も頑張ります!

 

 

 

会社にやってくる訪問セールスの人は意外と多く、その対処法にも慣れているのですが、今日は不思議な日だったなー。

 

まず一人目の訪問。わざわざ私を指名して訪ねてきた女性の方は、「社会貢献事業をしている団体に入ってます」と盛んに言われるのですが、内容も団体名もさっぱりわからぬ私は、ただ「はぁ・・・」と言いつつとりあえず話を聞きました。

 

…で、話を聞くうち、だんだん事情がわかってきました。健康食品を売ってらっしゃる方でした。近々、九州のとあるところで全国大会なるものが開かれるので、話を聞きにこないかと、ご丁寧に誘って頂き…。

 

ゴメンナサイ。結構、その手の話、今まで頂いておりますが、まーーーーーーったく興味がございません。その辺は頑固者でして、どんなに口説かれても無理でございますm(__)m

今回も、丁寧にお断り申し上げ、お引取り頂きました。

 

二人目の訪問。男性の方でしたが、この方もわざわざ私をご指名でした。

おもむろに、小さな紙を出し、「姓名判断して差し上げますーー」だって^^;

姓名判断の訪問販売は初めてでした。

「あー、今すんごい大変なの!本当に大変なのよ。そんなことしてもらって、嫌な結果が出たら挫けちゃうでしょ!責任取れる?」と言うと、「あっ、いや、あくまでも参考にして頂ければいいので…」とタジタジ。

「姓名判断してもらってる暇があったら、他の事やんなきゃいけないのよ!今は」と申し上げ、その方にもお引取り頂きました(笑)。

 

でも、事務所にいる姉と、「一体今日は何なんだろうね。健康食品に姓名判断。何かあるのかなー」とちょっと不安にもなったり。

 

姓名判断ではなく、気象予報士がきたら、間違いなくピンポイントで占って(気象予報士は占いじゃないって!)もらってたし、「これを身につけると、晴れ女になります」ってグッズ売りの人が薦める商品なら買ってたかも^^;

…って、冗談です。そんなの売りつけにきても買わないから、来ないでね。本当に忙しいのーーーーー!!!

 

 

 

いよいよ梅雨本番。今週はずーっと雨の予報。21日もしっかり傘マーク。仕方ないか…。

 

雨の日曜日は、1日中、子どもたちの声が家の中で響き渡ります。夕方近くになると、さすがに「少し静かにしなさーい!」と私の声が響き渡り…。

 

先週、娘の小学校の校長先生からのお便りの中で、「こどもの日」にある新聞に掲載されたコラムの記事のことにふれてありました。『昨年、東京地裁八王子支部が公園の子どもの声を「騒音」と認定したとこと、公園や校庭で遊ぶ子どもの声に対する苦情が寄せられ、遊ばせる時間を縮めた学校があること、そしてさらに「音」に対する苦情は「大晦日の除夜の鐘」にも寄せられ、日本的な風景の回路が変調をきたし始めていること、「子はかすがい」というが隣近所や地域にとってのかすがいでもあってほしいとの記事を皆さんはどのように思われるだろうか』・・・と。

 

人と人とのつながりを断ち切りたい思いが、「声」や「音」に対してもそうさせるのでしょうか。

 

ごくわずかな一部の人たちの反応であるにしろ、こんな話が、子育てをしにくい世の中の1つの要因になっていることは間違いないと思います。

 

子どもたちの明るい声が響かない社会に明るい未来があるのでしょうか?

校長先生からの学校通信に、ふと改めてそんなことを考えた日曜日でした。

娘の修学旅行は、雨が一滴も降らないいいお天気になり、これも「母の(私ね)祈りが通じたんだわー」と自画自賛するも、娘からは「私の日頃のおこないがいいからでしょ」と母の祈りをバッサリ切り捨てられ、「そうかもしれない…」と、ヨワヨワの雨女の私です。

 

屋根付のかもめ広場で開催する、21日の「子育てタクシーメッセ2008」も、やはり雨になるといろいろな不都合が出てくることが判明し、ちょっとブルー。

でもここまできたら、何としても乗り切らなきゃと思いつつも、いつもの楽観主義が上手い具合に顔を出してくれて、力を入れたり抜いたりしながら頑張っています。

ここまできて、バタバタしてもしょうがないしね…。あっ、でも、決して手を抜いているわけではないのでご安心を!

 

今夜は、全国子育てタクシー協会の中橋事務局長が、NHKの少子化対策の番組に生出演し、「子育てタクシー」の事もしっかりPRして頂きました。全国放送だったので、いろんな所から反響があるといいなぁ、と思っています。

番組終了後、中橋事務局長と電話で話したのですが、内容は「子育てタクシーをめぐる諸問題について熱く議論した…」わけではなく、とてもミーハー的な話題に終始しました^^;

 

今夜は、娘の修学旅行のお土産話をたくさん聞きながら、中橋事務局長の活躍に思いを馳せながら、あと1週間、とにかく頑張ろうと思った私でした。

 

 

不満や怒りを暴力で訴えても、結局、そこには憎しみしか残りません。人を傷つけることで、自分の憂さを晴らそうとしても、空しさしか返ってきません。

 

つい先日、戦争を経験しているかかりつけの病院の先生が次のような事をおっしゃっていました。

「戦地で多くの先輩が死んでいった。特攻に行く先輩も見送った。「これからの日本はよくなるぞ」と言ってみんな旅立っていった。今の日本を見てどう思うだろうな…」

 

先生のこの言葉を聞いた時、胸が一杯になり、上手く返事ができませんでした。

 

今のこの時代を生きていっている以上、どんなに凄惨な事件がおきても絶望するわけにはいきません。

自分のため、未来を担う子どもたちのため、そして自分の命と引き換えに散っていった先人達のためにも、今を生きることをあきらめてはいけないと思っています。

 

暴力という卑劣な行為によって、突然命を奪われた方々のご冥福を祈りながら、そんなことを考えた1日でした。

今日は母の命日です。命日を迎えるのも、もう20回目なのですが、やっぱり毎年、この日だけは寂しくなります。

 

でも今年は、昨年とはちょっと違う感じです。

母とともに過ごした年月が20年。母がいない年月を過ごしたのも今年でちょうど20年。そう考えると、これからは母のいない年月だけがどんどん増えていくんですね。

私は母の影響を強く受けて育ちました。私の母の人生は、とても波乱に満ちた人生でした。娘の私から見ても母はとても生き急いでいたように思います。

優しさと強さを兼ね備えた、とても人間くさい人でしたが、 人の悪口を絶対に言わない人でした。誰に対しても同じように接していたので、多くの人から愛されていました。事実、お葬式の時は本当にいろんな方がお参りにきてくださったのですが、驚いたのはその後でした。ずいぶん長い期間、いろんな方が遠方からかけつけてくださったり、新米の収穫時期にはわざわざ「仏壇に上げてください」と届けてくださったりと、いつまでも人の心の中で生き続けた母でした。

 

私も母のような懐の深い人間になりたいと思っています。

 

今年の6月は、私にとって、いろんな意味がある日々です。昨年の私より、確実に気持ちが凛としています。

それは、たくさんの方に優しさと勇気をもらったから。心のどこかで、つながっていると思っているから。

 

忙しくて朝からお墓参りに行けなくて、夕方、涼しい風が吹く頃、諫早湾を見下ろす墓前に手を合わせてきました。

 

母のいた20年。いなくなってからの20年。ちょうどバランスが取れたところで、今年からまた新たな1歩を踏み出せるような気がしています。

娘が本屋さんに連れて行ってというので、何を買いたいのか聞いたら「みょうじょう」という答えが返ってきました。一瞬、頭の中で???が飛び交ったあと、「みょうじょう?、みょうじょう、みょうじょう…明星」と漢字に変換ができて、ようやく「へぇー、まだあるんだ…」と感心し、娘がそんな雑誌に興味を持つ年頃になったのね、としみじみ。

 

「平凡」とか「明星」と言うと、私達世代の青春時代の読み物でしたよね。「平凡」は廃刊になったけど、「明星」は「MYOJO」となって、今も出版されているんですね。ご存知でしたか?

 

娘にそんな話をしたら、「お母さんの時はどんな人たちが載ってたの?」と聞かれ、はたと考え込みました。

西城秀樹?郷ひろみ?…いや、そんな古いアイドルの人たちじゃないな、キャンディーズ?ピンクレディー?…時代がめちゃくちゃだな…、たのきんトリオ?シブがき隊?…。なんて事を一人ブツブツ言っていたら、娘が「たのきんトリオ?名前がダサイ!」と笑っておりました。

 

いやー、でもね、20年ぐらい経って、娘に子どもができ、「そういえばヘイセイジャンプなんてグループがいたな…」なんて事を言ったら、同じように「ダサイ!」って言われるかもよ。「ヘイセイなんて、もう終わってるしっ!」ってね。

 

そう言えば昨日、ある国のお役人さんと話をしている中で「どうしてこの仕事を選んだの?」って質問したら「踊る大走査線を観て…」って答えが返ってきて、驚いてしまいました。

つい最近の作品だと思っていた「踊る大走査線」に影響されて就職活動していた年代(ちなみに彼は昭和51年生まれだそうです)が、もういるんだーと思うと何だかしみじみ…。

うかうかしていると、世代交代!といって隅っこに追いやられてしまいそう(笑)。

時は確実に流れているのね、と改めて実感した出来事でした!

あっ、そうそう、「踊る大走査線」を観て選んだ仕事は、警察官ではありませんので、念のため^^;

人生の中でどうにもならないことは、たくさんありますよね。その中でも、愛する人の死や愛する人との別れはやっぱり辛い。

6月は心がちょっと痛む月でもあります。

感傷に浸ってる暇はないし、感傷は停滞だって言っていた、恩師古賀先生の言葉も思い出します。

人は出逢いと別れを繰り返しながら、人生を進まなければなりません。

会えなくても、声を聞くことができなくても、心の中で思い続けることで、支えとしていきたいと思っています。

 

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